セントケア・グループでは認知症ケア事例検討会を行っております
セントケア・グループではより質の高い認知症ケアを実現するために「認知症ケア事例検討会」を開催しております。平成27年7月からスタートした本研修ですが、平成28年9月に第6回を開催。
毎回100名を超える社員が参加。
事例検討を通して、お客様の問題解決のための視点を学びました。
現在は、それぞれの地域事業会社で開催できるよう準備をしております。
各回のテーマ
- ≪第1回~第3回≫ 基礎知識の習得
- 医療法人社団京浜会京浜病院 理事長 熊谷賴佳先生にご講義いただき、認知症に対する基礎知識を学びました。
- また、2か所の施設の事例発表を行い、熊谷先生にご指導いただきました。
- ≪第4回≫ お客様を深く知る
- セントケア和歌山(株) セントケア城北小規模多機能のお客様事例を通し、グループごとに事例検討を行いました。被害妄想を解決するために、お客様の生活歴を深掘りし原因の仮説をたてアプローチ方法を決定しました。セントケア城北では、お客様の生活歴を深掘りするため「お客様とお話をする」だけでなく、地域資源を活用して深掘りしておりました。
- ≪第5回≫ 医療との連携
- セントケア東北(株) セントケア北中山デイサービスのお客様事例を通し、医療との連携の重要性を学びました。「医療職」「相談援助職(ケアマネジャーなど)」「介護職」に分かれ、専門的な視点で事例検討を行ったうえで、多職種で再度グループに分かれ事例を深めました。
- ≪第6回≫ 多職種連携
- セントケア中部(株) セントケアいながわ小規模のお客様事例を通し、「在宅生活を継続したい」というお客様の想いを実現するための検討を行いました。ひとり暮らしを継続したいが、外に出ると道がわからなくなってしまうお客様。近隣のお店に協力を求め、地域でお客様の生活を見守っています。
認知症パートナー研修を開催予定!!
テーマは「ご家族ケア」を考える。
安心して在宅生活を継続するためには、お客様のケアはもちろんのこと「ご家族のケア」「地域のケア」が
重要だと考えています。
今後も様々なご相談に対し多角的な視点で提案できるよう、本研修で理解を深めます。
☑ 認知症パートナーとは?
社内の認知症ケア研修の講師やお客様の問題解決に向けた現場サポートなど
地域の相談窓口としての役割を持つスタッフのことです。